Articles for this day of 2013/02/11

自分の声について Part 2

黒人のシンガーってどうしてあんなにレンジが広いんでしょうね?
声帯の形がそんなにも違うものなんでしょうか?
それぞれの人種の声帯の画像を見比べてみたいもんです。

黒人クワイアのパワフルなクワイアに近づきたい一心で
力一杯 無理な発声で歌いまくる。
当然、喉がヘタってピッチが悪くなる。

クワイアの中では混ざらないのに
リードをとると私の暗い声はクワイアに埋もれてしまう。
自分の声をモニターできなくて更に声を張り上げる。
コンテンポラリーゴスペルが中心だったのでバンドの音数も多いし
ワンマンライブでは20曲くらい演るから終盤は もうヘトヘト。

パワー全開のクワイアの中でリードの歌声を前面に出すために
黒人のソリスト達は、ほんの少しだけピッチを上げて歌うそうです。
正しい音で歌う事すら難しい私に そんな技できるわけないやん(涙)

まぁ、そんな高度な技は出来ないにしても
できるだけ喉に負担を掛けずに
安定したピッチで、しかもパワフルに歌いたい。

かくして私の「正しい発声への旅」は始まったわけなんですが
これがトンネルだらけでなかなか光が見えない。

仲間たちもそれぞれ努力していたのだろうが
他人は、いとも簡単に歌っているように見えたりする。
私が一番年長だったにも関わらず、ひがんだり ねじれたり
もう劣等感の固まりでした(苦笑)

それでも続けて来れたのは素晴らしい仲間達と
ワンヴォイスになった瞬間があったから。
15年間の中で数えるほどしかなかったけれど
あの一体感は忘れられないし、やみつきになった。

実際、彼らは今も素晴らしい。
グループを卒業した今 お客さんとして彼らのライブを観て素直に感動する。
一曲目の声の立ち上がりの素晴らしさに鳥肌が立つ。
こんなステキなクワイアに居たんだなぁと
今も私の誇りです。

なかなか本題に入れませんがご容赦を(汗)
本日はここまで。