Articles for this day of 2013/12/04

やりきれないこと

ゴスペルグループに所属していた時から数えると、これまで数枚のCDを制作販売した経験がありますが
その都度、カバーする曲数や制作する枚数に応じて著作権料なるものを支払いました。
そのお金が本当に作詞作曲者に届くのかは、全く不透明であることを知りながら。

この著作権料はライブでも発生することになっています。
他人の曲を歌わせて頂いて、お客さまから頂戴した入場料で利益を得ている限り
作者にその利益を還元するのは当然のことだと私個人は思います。
それが作者に「確実に届く」のであれば、その義務は
お店とミュージシャンが同等に担うものではないかとも考えます。

しかし、利益に対して著作権料が高すぎたらお店は営業を続けられませんし
お店がないとミュージシャンは演奏する場を失います。

私の住む大阪でもライブハウスや小さなバーは儲かっているお店などないでしょう。
地方となれば尚さら厳しいはずです。。
それでも音楽好きのオーナー達が頑張ってお店を続けてくださるお陰で
私たちはライブをすることが出来るのです。

世の中には理不尽なことが沢山あります。
自分に降り掛からないことには目を瞑り、運悪く巻き込まれてしまった時には諦める。
太刀打ちできない大きな力には、ひれ伏すしかないのでしょうか?

大切な歌う場を守るには、どうしたら良いのでしょうか?