Articles for the Month of 7月 2016

2016.8.28(sun) 天野塾まつり ~ Charity Live Produced by SHO AMANO”

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場所:CHICKEN GEORGE(三宮)
出演:SHO AMANO (Bass & Voice) ★はしぞう / Junco 宮下 / 香月 kazuki / John / Kyoko / 伊良波範子 / Wayne Rossman / 櫻井RiN / Coda del gatto / NORI ★South Bound / Peak Level / Chiiko from OKINAWA / marbie with Rainy Komura / 皇甫純圭 & 森俊樹 and more…
開場:17:00
開演:17:30
前売:3,000yen
当日:3,500yen ※DRINK ORDER 別 ※小学生以下無料チケットぴあ(Pコード:)
ローソンチケット(Lコード:)
チキンジョージにて取り扱い☆この収益の一部は、熊本地震、東日本大震災などの復興支援、そして、
世界中の子どもたちのために「DOVE foundation」より寄付されます。

● information ●
[主催] the Amano juku
[後援] CHICKEN GEORGE

add.神戸市中央区下山手通2-17-2-B1F tel.078-332-0146
http://www.chicken-george.co.jp


2016.8.16(tue) 西野やすし大文字スペシャルライブ

image場所:Live Spot RAG(京都・三条)
出演:Ya/Ju[皇甫純圭(Vo)、西野やすし(Vo,G)]
西が八[西野やすし(Vo,G)、和田八美(Key,Vo)]
タニシ[田中晴之(G,Vo)、西野やすし(Vo,G)]
開場:19:30
開演:20:30
前売:2,800yen(学生 2,500yen)
当日:3,300yen(学生 2,500yen)

京都:live spot RAG
京都市中京区木屋町通三条上ル 京都エンパイヤビル5F
075-255-7273
https://www.ragnet.co.jp/livespot/


2016.8.7(sun) 西院ミュージックフェス

image場所:春日神社(西院)
出演:STARDUST FUNK ALL STARS[中沢 ノブヨシ (Vo G) 小竹 直 (Vo G) 篠原 裕 (G) 花田 えみ (Org) 中島 克來 (B)
佐々木 諒 (Tp) 冨岡 毅志 (Tb) 登 敬三 (T.sax) 小松 竜吉 (T.sax) 小竹 親 (Dr) 岸岡 太郎 (Per) 皇甫 純圭 (Cho) 後藤 裕子 (Cho)
開演:16:20


プロとアマチュア

image「コーホさんってプロですか?」
時々、こんな質問を受けます。
歌うことで得る収入で生活しているワケではないので
「いえ、私はプロではありません」と答えると
「だからハードルを下げて聴いてください」と云っているような気がして、いつも返答に困ります。

逆に、「私たちはプロだから、アマチュアとは違うのよ」とことあるごとに強調する人もいます。
しかし、私が知っている限りのプロフェッショナルの中で
わざわざそんなことを云う人には、会ったことがありません。
彼らにとって自分がプロであることは、とても当たり前なこと。
ことさら強調するなど、意識の中にすらないのだと思います。

もちろん、プロと云ってもさまざま。
演奏すること、歌うことだけで稼ぐメジャーな人たち。
一般的には有名でなくても、作詞作曲編曲で稼ぐ凄い人たちもいます。
これらは、一極に集中したほんの一握りの人たちですね。

地方都市を拠点にするミュージシャンは教えることを生業にしながら
自らの活動を続ける人が多いのではないでしょうか?
では、この人たちはプロ?セミプロ?

音楽とは関係ない仕事をしながら活動するのは、アマチュアに分類されるのでしょうが
そんな中にも、ストイックに音楽に向き合い、向上し続けている人もいます。

私は大嫌いな言葉ですが「バイショー」と云われる「営業」のお仕事があります。
バブルが弾けて以降、すっかり需要は減りましたが
これに従事するのは、まさしくプロですね。

「バイショー」とはミュージシャンが言葉を逆さまにする業界用語ですが
この仕事やそれに従事するミュージシャンを軽視する意味も含まれているように思います。

コンサートやライブハウスのように、出演者を目当てにわざわざ足を運んでくれるお客様と違って
別の目的で集まった人たち、もしくはたまたま居合わせた人たちに向けて歌うのは
自尊心を傷つけられることも多々あります。

そんな環境のなかで、魂を込めず機械的に演奏し歌うミュージシャンも実際いるのかも知れません。
でも、どんな状況でも持てる力の全てを出し切って観客に訴えるミュージシャンもいるのです。
そして、そんな演奏や歌は、聴くつもりのなかった人々の心を動かし拍手を得るのです。

大切なのはプロか否かの肩書きではなく
どんな場面でも全身全霊で演奏し歌うことができるのか。
そしてそれが その場に居合わせた人たちに、どれだけ歓びを届けることができるのか。
思い届かず残念な結果になったことも含めて
丁寧に積み重ねた事実にプライドを持つことが全てなのだと思います。


不快な歌

いきなり辛辣なタイトルですが。。。
ボーカリストの性で他人の歌を聴くと、ついついその歌を分析してしまいます。

「素敵だな」と思う。
では、何が素敵なのか?
何を足せば、もっと素敵になるのか?

「残念だな」と思う。
いったい何が残念なのか?
何が足りなくて何が余計なのか?

これらはもちろん私の主観なので全ての人が同じように感じるわけではありません。
私が残念と感じる歌を素晴らしいと賞賛する人はいくらでも居るのです。
そして「残念」=「不快」と云うことでもないのです。

なんだか分からないけど不快に感じる歌があります。
何故なのか答えを出せず、長いあいだ悶々としていた私でしたが
MISUMIちゃんのこのブログで目から鱗が落ちる思いがしたのです。
いつも背筋をきゅっと伸ばしてくれる為になるブログですが
この回は、いつも以上に反響が大きかったようです。
是非、読んでみてください。

http://misumiotsuki.com/?p=2551

そっか?!不快に感じるのは上手そうに歌うのが原因だったんだ!
と分かって気分もスッキリ!

したのもつかの間。。。
今度は新たな不安を抱くこととなったのです。

私が不快だと感じる時、直視していられないような、居たたまれないような気持ちになります。
他人の歌に対して、そこまで感情的になる自分が不思議でなりませんでした。
そして、その感情は自分の音源や動画をチェックしている時に感じるものと似ているのです。

これが同族嫌悪だとしたら、私自身が上手そうに歌っているということなのか?
こうして私はまた新たな悶々トンネルに突入することとなったのです。
未だ回答は出せずじまい。
これはもう、徹底的に自分の音源や動画をチェックしまくる以外
この不安から抜け出す方法はなさそうです。

私が敬愛するボーカリスト達は分析する余裕など与えず
観客を瞬時に歌の世界に引き込んでいきます。
そこまで到達するには、やみくもに練習するだけでなく
自分自身を客観的に分析し、改良を繰り返すしかないのですね。